改めて考える地震と怪我の問題

防災を改めて考える

9月1日ですが、今日は何の日か知っているという人も少なくなったかもしれません。
日本の社会を変えた大きな日であり、今でも安全ということを考えた場合、何が起きたのかをよく考え対応していかなければいけない日です。
それが、1923年ですから大正12年に起きた関東大震災だからです。

今では東日本大震災や熊本地震といった震災により、関東大震災のことは忘れてしまっている人も多いでしょう。
ですが、こうした地震が起きれば、多くの人の命が失われ、怪我をする人も出てきます。
たまい接骨院のある館林も例外ではありません。
非常に大きな怪我につながることも多く、多数の被害を生み出していくことになります。
その状況に対してどう行動するのかということも考えていかなければいけないでしょう。
当然のことですが、施設の多くも被害を受けることになります。
どんな対処をしたらいいのか、その内容も覚えておくことが必要といえるでしょう。

耐震性が進んでも危険な揺れ

ここ数年の日本では、震度6前後という震度を見ない年はないというほどになってしまいました。
震度4というだけでも本来は巨大なエネルギーとなって襲い掛かってきます。
ところが、あまりに大きな地震になれてしまったがために、この程度の震度では大きく感じないということもあるでしょう。
館林たまい接骨院でも、揺れは大きく感じたとしても、大騒ぎになることはなくなったともいえます。
ですが、これはとんでもない慣れであり、危険なことといえるのを忘れてはいけません。

日本の建物は、耐震性が進んでいることは確かです。
しかし、震度4ともなると、歩いていても揺れを感じてしまうほどで、寝ていてもわかることでしょう。
電灯などを見てみれば、激しく揺れていることがわかります。
外灯でもすぐに判別ができますが、激しい揺れが出てきていることがわかるでしょう。
自動車を運転していても、その揺れがわかるはずです。
寝ている人も目を覚ますほどで、実はかなり激しいものだということがわかるでしょう。
耐震ということを考えていなければ、棚の中から中身が落ちてくることも出てきます。
立っていて転ぶというほどではありませんが、バランスを崩すといったことも出てくるでしょう。
日本の建物の場合、震度4で倒壊することはまずありません。
耐震基準が高いというわけではなく、それだけ優れた作りになっているということです。
それでも、怪我をするといったことも出てきますので、つまずいたり転倒したりしたときには、館林たまい接骨院にお越しください。

震度が高くなるということは

震度5には二つの表示があります。弱と経ですが、これが6にも存在し、震度0~震度7までの10段階になっていることはあまり知られていません。
この震度5弱になると、恐怖を感じるようになるでしょう。窓ガラスが割れてしまうほどの力がかかります。
こうなると、歩いていてもかなりの揺れですし、ものに捕まらないと恐怖を感じることでしょう。
5強ともなると、ものはどんどんと落ちてきます。
固定していないものは中身が出てきてしまうことになり、窓ガラスも割れる危険があるため、窓際からは離れる必要が出てくるでしょう。
車も停止状態ででは動き出してくることがあるため危険といえます。
6弱になると立っていられなくなり、6強になるとほとんどの物が動き出して転倒する危険が高まるため、避難が重要になってくるでしょう。
7になると、タイルも落下しますし、壁も剥がれ落ちてきます。
このように、段階が上がると、非常に強い揺れが発生することになり、危険の度合いはどんどんと高まるといえるのです。

打ち身や骨折ということであれば、館林たまい接骨院で対処できます。
その時にどうなっているのかという問題もありますが、ものにぶつかったりしたときでも対応することが可能です。
もちろん、こうした怪我をしないようにすることが大切で、扉に耐震用の開きどめをつけて置いたり、荷物が滑らないようにするといった処置をしておかなければいけません。
問題となってくるのは、館林たまい接骨院が対処できないような怪我をした場合でしょう。
出血などは、できるだけ地に触らないようにしながら圧迫していきます。
これが難しい場合には、心臓に近い動脈を抑えることでも止血することが可能です。
血管を抑えるというだけで、かなりの違いが出ますし、傷口に触れることなく対処できるところは大きいでしょう。

傷口はとにかく洗うことが重要です。
そのあとには、殺菌したガーゼを使うのが一番ですが、もしもなければ、清潔なハンカチでも構いません。
これで包帯でも巻くことができれば応急手当としては完了です。
ですが、あくまでも応急ですので、病院などで処置をするための準備と考えた方がいいでしょう。

やけどの場合には、とにかく冷やすということが重要です。
ところが、地震の時にはこうしたことができない可能性があります。
大量の水で冷やすということが基本で15分程度は行いたいですが、実際にできないこともあるはずです。
こうした場合にも、できるだけ早く医者に行くことが必要であるといえるでしょう。
勘違いしている人もいますが、水ぶくれはつぶさないような対応が必要です。

重要になってくるRICE処置

地震の時に怪我をした場合、慌てないということが大切です。
対処するまでに時間がかかるということも考慮し、対応をおこなっていく必要があります。
特に打ち身やねんざ骨折といった、普段館林たまい接骨院が対応できるようなことでも、こういった事態では混乱のなかにあるため、たどり着くことができないといったこともおきるでしょう。
そこで、スポーツをしたときの怪我と同じ対応をするということを考えておなかなければいけません。
RICE処置と呼ばれる方法ですが、災害時でも十分に使っていくことができるからです。

RICE処置とは、4つの高低の頭文字からきています。
Rest(安静)・Ice(アイシング)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの工程をすることで対応していこうという考え方です。

Restは、安静ということで、傷めてしまった場所を修復させることを優先させる意味があります。
動くと修復に時間がかかるため、受傷直後はとにかく安静にしておかなければいけません。
Iceはアイシングということで、患部を冷やします。
痛みを減少させるということですが、血管を収縮させることによって、出血を下げることとともに腫れや炎症を抑えるためにも重要です。

Compressionは適度に圧迫するという意味があります。
患部を圧迫することによって、腫れにくくするとともに、炎症をできるだけ広げないようにします。
止血をするという意味もありますが、できるだけ清潔なゴム手などを使用するということが必要になるでしょう。

Elevation(挙上)は、患部を心臓より高くあげます。
血流の問題から、高くすることによって腫れや炎症を少なくすることが重要になってきますが、傷みということでも緩和させることができる方法です。

こうした手法は、館林たまい接骨院でも行う方法といえます。
災害時だけではなく、普段の怪我にも十分に応用できる方法です。
それも、スポーツでも使うことができる方法であると考えると、応用範囲の広い方法ともいえるでしょう。
もちろん、これだけで傷が完治したりすることはありません。
すぐにその場で治ってしまうようなこともありませんが、少なくとも初期の対応としては優れたものとなるでしょう。
初期の対応をしっかりとしておくことができれば、もちろん回復も早くなるのですから、館林たまい接骨院に来られる前にも対処できるように考えておくことが必要です。