ながら運転での交通事故は厳罰化へ

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厳しくなっていくながら運転

交通事故につながるような運転には、いろいろなものがありますが、厳罰に代わっていくのが決まっているのが、ながら運転です。
来月にあたる2019年12月1日から実はとても重い罰則が待っています。
館林たまい接骨院の周りでも見かける場合がありますが、非常に危険です。
車は鉄の塊であり、ぶつかれば大きな怪我をします。
その危険を助長する運転になるのですから、罰則は当然の結果といえるでしょう。

厳罰化した内容

なにがどう変わったのかといえば、携帯電話やスマートフォンを使用したりしながら運転をした場合、危険を生じさせる行為があったら、違反点数6点となりました。
単純に事故を起こせば免停は確定です。
酒気帯び運転だった場合には、16点となり取り消しとなります。
さらに、罰則が強化されており1年以下の懲役、または30万円以下の罰金です。
これまでが3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金だったことに比較すると6倍もの罰金が科せられたことになるでしょう。

保持していたというだけで危険は生じていなかったとしても、これまでの罰金だけではなく6か月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点数3点となりました。
これも非常に重い罰則です。
カーナビの使用も同様で、注視していたりしても同様の罰則が与えられます。
反則金は、普通車で18,000円ですので、これまでの3倍の反則金となるため、かなり大きな強化といえるでしょう。

ただし、すべての条件でこうした罰則が与えられるわけではありません。
車が停止しているときには、これは違反ではないためです。
安全な場所に停止している状態で操作する分には何ら問題はありません。
あくまでもながら運転は違反というのが大切です。

事故を起こせばながら運転は理由にはならない

館林たまい接骨院では、交通事故の案件も取り扱っています。
それでも、ながら運転の被害に遭ったときには、怪我では済まない状況になる可能性が出てくるでしょう。
完全な不注意の状態で、ブレーキなども間に合っていないため、大きな事故になったりします。

実際にながら運転の場合、死亡事故につながる確率は2.1倍にも広がることが警視庁の統計でわかりました。
わき見運転などよりも、さらに大きな事故につながる可能性が高く、どちらにも大きな被害を発生させてしまっています。
特に歩行者や自転車の発見の遅れは致命的な状態を招きやすく、非常に危険度が高いためにこうした改正につながっているといえるでしょう。

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館林たまい接骨院では、交通事故に関する怪我の相談も受け付けています。
実際にレントゲンなどが必要な場合には、整形外科をご紹介するなど適切な処置がとれますので、まずはご相談ください。
特に年末となり、なにかと忙しい時期に入ってきます。
日の暮れ方も早くなり、視界も悪くなる時間が仕事の帰りなどにぶつかりやすい時期です。

ながら運転しなければいけないようなタイミングだったとしても、事故を起こせば理由にはなりません。
なおせる怪我ならまだしも、命にかかわりような場合も出てきますので、十分注意して、日常の運転もしていきましょう。