自律神経と日常の影響

痛みだけじゃない自律神経の影響

人間の生命活動において、交感神経はとても重要な役割を持っています。交感神経がうまく働かなければ、体調が悪くなるのは間違いありません。特に体調の変化が著しい場合、交感神経がうまく働いていない可能性も考える必要があります。

怪我の痛みなどにも、自律神経大きな影響を与えることは確かです。中には、生活リズムのひとつとして、避けられない原因もあるでしょう。天候の変化などは、人間が変えられるものではないからです。
ですが、自律神経が変化する原因は、他にも色々なものがあり、日常生活からも影響を受けるため、普段の行動にも気をつけなければいけません。

2つのバランスと働き

怪我を抜きにして、自律神経の働きを考えてみましょう。

交感神経が優位に立つ場合、身体機能を活発化させる必要がある場面です。例えば、体にストレスがかかっている時には、反発するような状態を作らなければ体調を悪くします。スポーツをするときは、心拍数を上げるために興奮状態になりますが、このときには交感神経が働くのです。血圧や血糖値の上昇なども見られるようになり、体のエネルギーの消費を向上させるように導きます。血液循環を促進させるために、筋肉を収縮させることも交感神経の役割です。

副交感神経は、逆にリラックス状態にする時に働きが優位になります。心拍数などは低下して、消化器官の働きは逆に増加させるのです。お腹がいっぱいになると眠気が出やすくなるのも、リラックスしている状態で副交感神経の働きが優位に傾いていると考えていいでしょう。身体のエネルギー消費を抑えるため、血液循環も緩やかになり筋肉の収縮も収まります。

不調で悩んでいるときには

問題は、普段の生活が自律神経にどのような影響を与えるかです。ストレスに対する耐性という部分では、睡眠不足や過労の状態などが続くと交感神経が優位に立ちます。怪我の痛みなども感じない状態で、とにかく体を動かしてしまおうという状態とも言えるでしょう。
こうなると副交感神経のバランスがうまくとれなくなり、体が適応できない状態にもつながります。気を抜いた瞬間に、体の痛みがやってきてつらい思いをするのも、実は自律神経のバランスがうまくとれていないからです。

不規則な生活習慣やストレスの多い状態は、どこかで改善しなければいけません。改善できないまま過ごしていると、突然体の痛みが増すなど辛い状態も訪れます。怪我をしていてもあまり気が付かないで過ごすのも本来はあってはいけないことです。痛みは体の不調を教えてくれるサインであり、気がつかずに過ごしていること自体が、あってはならないことと考えるべきでしょう。その反動に耐えられないときもやってくるかもしれません。

だからこそ、体の不調を感じ時には、すみやかに元に戻せるようにしなければいけませんよね。その為にも、どこか痛みを感じた時には、館林のたまい接骨院にご相談くださいね。
館林のたまい接骨院では、自律神経に関する鍼灸での対応もできます。まずは館林のたまい接骨院にご相談いただき、いろいろな対処方法を一緒に考えていきましょう。