ほんのわずかな速度でもむち打ちになるのか
低速でもけがをするのか?

ゆっくりとぶつかったら、ケガなんかしないんじゃないか。交通事故でそう思う人も出てきます。これは間違いともいえませんし、大きな間違いであるともいえるのです。
どっち?ってなるかもしれませんが、衝撃には違いないということ。どんなに予測していても、耐えきれない安濃性があるということです。
一般的に低速でも大きなけがになりうるのは、むち打ちです。館林のたまい接骨院でも、これまでにさまざまなむち打ちの状況を見てきました。そのなかで、雪が降った状態ですべりだし、こつんとぶつかったのにもかかわらず、むち打ちになってしまったという例もありました。
これは館林のたまい接骨院だけの話ではありません。ほんの少しの衝撃でも、大きなけがになることがあるわけです。
では、どのような状況が起こるのか、考えてみましょう。
不意を突かれる

むち打ちになる速度の研究というものがあります。一般的には、時速20㎞で衝突した場合に起こる可能性が出てくるといわれてきました。ですが、非常に低速でもむち打ちになる人がいるという事実が重要です。
まず大きな可能性として挙げられるのが、衝突を予期できなかったということがあります。言い換えれば、不意を突かれた状況です。
むち打ちの大事なポイントになるのが、筋肉などの損傷ですが、これには2つの要素があります。1つは衝撃による損傷。もう1つは、衝突を受け止めるために、筋肉を緊張させて盾の役割をさせた損傷です。
つまり、衝突を予期して筋肉を固めたのであれば、低速の衝突でも耐えきれるでしょう。ところが、不意打ちのような状態でぶつかると、筋肉を固められずに直接ダメージを受けるのです。
特に予期しない方向にしなるようなことがあれば、大きなダメージを残す可能性が出てきます。
1日も早く施術を始める意味

低速でのむち打ちの問題は、これだけではありません。保険会社のほうでも、本当にむち打ちになったのかという疑いの目がかけられるかもしれないからです。なぜでしょうか?
保険会社のほうでは、20㎞未満での衝突では、むち打ちにならないと主張してきます。当然のことです。こうした線引きをしなければ、保険というシステム自体が維持できなくなるからです。ですが、事実としてむち打ちになっているという証明が必要になります。
交通事故でけがをした場合には、できるだけ早く館林のたまい接骨院にお越しくださいと繰り返しているのは、この証明の意味もあります。むち打ちによるダメージと回復を目指す施術。その原因は交通事故であるということを証明するためには、1日も早く施術をスタートすることです。時間がたてばたつほど、原因がわかりにくくなるため、早めにご相談くださいね。

