交通事故にあったらまずは診断を

むち打ち症の仕組み

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館林たまい接骨院でも、交通事故の怪我で危ないのはむち打ち症です。
なぜ交通事故でむち打ち症が注目されるのかといえば、首に力がかかりやすいところにあります。
この仕組みを改めて考えてみましょう。

車に後ろから追突されたとします。
この時に衝撃は車に伝わり、乗っている人にダメージがくるのです。
人間に伝わってきた衝撃が、すぐに全身に伝われば同じように動きます。
ところが、シートベルトをしているため、体自体はシートに固定されて動きません。
しかし、固定していない部分が頭部です。
ここで時間差が生じます。
体は前に出ようとしますが、止められていて動きません。
頭部は固定されていないので、体に続いて首がムチがしなるように動くのです。

鞭のようにしなる

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首が鞭のようにしなるからむち打ち症と呼びます。
しかし、なぜこのような動きをするのか、もうひとつ大事なポイントがあるのです。
人間の頭部は、体全体の中でも最も重い部位だということです。

非常に重い頭部は、鞭のようにしなった時に首に強い力を掛けます。
引っこ抜かれるような痛みが走り、頸椎捻挫に発展するのは、この重みがあるからなのです。
むち打ち症は、頸椎捻挫だけではありません。
強い衝撃によって、首の神経ごと抜けてしまうケースさえあるのです。
このような状態になれば、非常に重い症状を示します。

あとから痛むケースの理由

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館林たまい接骨院でもありますが、あとから痛みが出てくるケースがあります。
むち打ち症であると思っていなかったのに、時間が経ってから首に強い痛みが出てくるケースです。

人間の体は、衝撃に耐えようとします。
交通事故にあったときにも、その力に耐えようとするのです。
それでなければ、命にかかわる状況にもつながるでしょう。
耐える方法は簡単で、全身の筋肉を硬直させて衝撃に備えるのです。
力を入れて我慢すると思うと分かりやすいかもしれません。
この力が徐々に抜けてくると、実は怪我をしていることを自覚するのです。

交通事故では、多かれ少なかれ体にダメージがあります。
このダメージに気が付くかどうかの違いだけでしかありません。
辛い思いをしてもメリットはありませんので、交通事故のケースでは必ず状態の確認が必要です。
そのためにも、まずは館林のたまい接骨院にご相談ください。
早めに施術を開始すれば、ダメージの回復も早くなります。
辛い思いをするのは怪我をした本人です。
時間をかけてもなにもいいことはないのですから、できるだけ早くスタートしていきましょう。