踏み外しちゃった!足首のねん挫の対応法
ねん挫とは
たまい接骨院のある館林も、お正月の雰囲気が漂ってきました。今年も残り少なくなりましたが、トップページにカレンダーもご用意しておりますのでご確認頂ければと思っております。
坊主も走るといわれている師走。何かと忙しい時間をお過ごしではないでしょうか?バタバタとしていると、ちょっと踏み外し、足首をねん挫。なんてことも出てきますよね。でも、ねん挫って何でしょうか?
ねん挫とは、関節を構成する靭帯が伸びたり断裂したりしたけがです。基本的に急性の怪我にあたります。特に足首のねん挫は館林のたまい接骨院でもよくあるケースで、日常だけでなくスポーツでもよく見られる怪我です。
捻挫の原因
ねん挫の主な原因は、関節を強くねじるような外力がかかることです。分かりやすくいえば、力に耐えきれなかったということになるでしょう。
人間の関節は、強い方向と弱い方向があります。本来関節が動かない方向も弱い方向です。このような力が掛かると、ねん挫する可能性が出てきます。ここを覚えておいてください。
足首のねん挫の場合、歩行中に踏み外す、階段や段差でつまずく、スポーツ中に着地時にねじれるなどがあります。足首の関節が不自然な方向に曲げられるようなことがあれば、靭帯が傷つくのです。
つまり、もっと大きな力が掛かれば、ねん挫では済まないかもしれません。脱臼、骨折、じん帯断裂まで、さまざまな可能性が出てきます。多少の怪我とおもったら、実は重傷であるケースも出てくるのです。
ねん挫の症状
ねん挫の主な症状としては、痛み、腫れ、可動域制限などがあります。ねん挫直後は激しい痛みがあり、腫れと赤みが現れることよくありますが、関節の可動域が制限され重心移動や歩行が困難になることも珍しくありません。
典型的なパターンとして、捻挫箇所を触ると痛みが生じることがあります。ただし、靭帯の断裂などは触っても痛みがわからないケースが多くみられる点に注意が必要です。その代わり、動かすことに不安定感を感じるため、違いがはっきりとしてきます。
これからお正月に入りますが、もしもねん挫した時には、次にあげる対処をしてください。「PRICES処置」と呼ばれる応急処置です。
- P(Protection)- 負傷箇所を保護すること
- R(Rest)- できるだけ負傷箇所に負荷をかけないこと
- I(Ice)- アイシングを行うこと
- C(Compression)- 圧迫をすること
- E(Elevation)- 負傷箇所を高く上げること
- S(Stabilization)- 負傷箇所を固定すること
負傷箇所を保護する。そのため固定具や包帯で負傷箇所を安定させます。
次に負傷箇所に負荷を減らし、アイシングしましょう。腫れや炎症を抑えるためです。直接肌に氷を肌に当てると凍傷を引き起こす可能性があるので、必ずタオルなどで包んで使用してください。
圧迫することで腫れを抑えます。テーピングや包帯を使い、、しっかりと圧迫しますが、圧迫は強すぎず弱すぎず、程よい圧力が大切です。
負傷箇所を心臓より高く上げることで、血液の流れを良くし、腫れを抑えます。枕やクッションを使用して負傷箇所を高くしましょう。
最後に、負傷箇所を固定して安定させます。
捻挫初期の対応は非常に重要です。捻挫は適切な処置を行わないと再発や慢性化のリスクが高まります。一度でも捻挫をしたことがある方は、繰り返し捻挫しないためにも、初期の適切な処置を行うことをおすすめします。
その後できるだけ早く館林のたまい接骨院にお越しください。