肋軟骨炎は生活でも変わる?
肋軟骨炎の改善のために

胸の中心部に痛みが出やすい肋軟骨炎。実に厄介なもので、再発するケースも多々あります。
この状態を根本から改善するためには、施術などでの回復とともに、日常生活を見直す必要があるでしょう。日常生活の中には肋骨に負担をかける原因となるものが描かれています。この問題を解決することこそ、再発を防ぐためには重要なポイントとなるわけです。
これはスポーツなどで、肋軟骨炎を引き起こしやすい人にも言えます。普段の生活で起こっているとは思ってもみない人も多いですが、衝撃を受ける前に日常生活での影響が発生していることを忘れてはいけません。
姿勢の改善が重要

日常生活での大事なポイントは、すべて姿勢にあるといってもいいでしょう。日常的にどのような姿勢をとっているかによって、体にかかる負担は大きく違うからです。
もっとも原因になりやすいのが、猫背であるのは間違いありません。猫背になると、自然と前傾姿勢をとります。前傾姿勢になれば胸側に圧力がかかりやすく、肋軟骨炎につながりやすくなるわけです。猫背は他にも色々な症状を引き起こしやすいため、早期の改善が必要と言えます。
日常生活の中で、机での作業時間の多い人も注意が必要です。どうしても負担がかかりやすい姿勢も出てくるため、椅子の高さなども調節してみるだけで違いが出てくるでしょう。状況によっては猫背になるようなケースもありますし、頭が前に飛び出すような姿勢をとる人もいます。普段から体に無理がないような姿勢で作業できる環境構築が必要です。
同時に睡眠時の姿勢も考えてみなければいけません。寝ている時の姿勢は意識できるものではありませんが、背骨がまっすぐになるように変えるだけで、肋骨への負担も変化してきます。
例えば寝具を変えてみるだけで、痛みが出にくくなる人も少なくありません。
安静を保つほかにも

肋軟骨炎の痛みがひどい場合には、日常生活の中ではとにかく安静を保つようにしましょう。胸に負担がかからないような状況を作るだけで、痛みは少しずつ減ってきます。
重い物を持ち上げるような動作も、肋骨に負担がかかるため注意しなければいけません。深く息を吸って止めるような動作で物を持つと、胸骨が一気に広がり痛みが出てくるわけです。このような動作を避けるだけでも肋軟骨炎の悪化を防げるようになります。
安静にする必要があるからといって動かないのはよくありません。日常生活の中でウォーキングなどを取り入れることにより、筋肉は柔らかくなります。これだけでも全身の負担が減ってくる、無理のない範囲で動くようにしましょう。
ほかにも鍼灸の施術で変化をもたらすことも可能です。館林のたまい接骨院では、鍼灸の施術も行っております。



