柔道の受け身が左右する肩関節脱臼という怪我の意味
【柔道で起こしやすい方脱臼】
柔道の怪我として、肩関節脱臼があります。
そのほとんどは、前方脱臼であり、ひじが体から離れた状態になるところが特徴になっているのです。
投げられたときに、どうしても受けようとして体が丸まることから、肩から落ちると前に脱臼するケースが多くなります。
館林市のたまい接骨院でも、関節を戻すことが重要と考え施術を行いますが、一気に戻すことはしません。
以前はこのような手法も取られていましたが、今ではまず行うことはないでしょう。
現在は腕を引っ張りながら、徐々に関節を戻していく方法をとるのです。
【可動域が大きいからこそ】
肩の関節は人間の持つ関節の中でも可動域の大きい関節になります。
それだけに、不安定という要素を持ってもおり、外部から強い力が加わると簡単に脱臼してしまう可能性があるのです。
それもそのはずで、小さなお皿でボールを支えているような構造だからこそ、大きな可動域を持っているため、簡単に外れてしまいます。
年齢が若いほど、再発する可能性が高いのも、関節に弾力があるからで、それだけの可動域を持っているからともいえるでしょう。
問題は、血行障害やしびれといったことも併発する可能性があるということです。
神経を圧迫し、損傷してしまう可能性もありますし、周辺の骨が骨折してしまう可能性も否定することはできません。
単純に外れるということだけではすみませんので、館林市のたまい接骨院でも慎重に施術いたします。
【柔道の意味を考えることで減らせる】
肩関節脱臼は、柔道では受け身がうまく取れないことに起因することが多いでしょう。
そのため、鎖骨骨折になってしまったりすることもありますし、ほかの関節も脱臼する可能性も否定はできません。
館林市のたまい接骨院でも、多くの例がありますが、受け身をとれないということは、とても大きな怪我につながることになるのです。
これは投げられる側の問題だけではありません。
投げる側としても、受け身がとりにくくなるような、投げっぱなしにしたりする行為は、絶対に控えるべきであるといえるでしょう。
柔道はい、コンタクトスポーツですので、どうしても怪我が増えますが、お互いを想いやり道を究めようと考え行動することで、かなり減らすこともできるのです。