追突事故とむち打ち症

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むち打ちにもなりやすい追突事故

交通事故にはさまざまな類型がありますが、むち打ち症につながりやすいのが追突事故です。信号などで止まっている状態に後ろから追突されるケースで、ドライバーなら一度は怖い経験や交通事故自体を見たことがあるでしょう。たまい接骨院のある館林でも、追突事故でけがをされた方が通院されるケースがよくあります。
なぜ追突事故はむち打ち症になりやすいのでしょうか。そこには人間の体のメカニズムが隠れています。

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むち打ちが起こる状況

後ろから追突される状況は、ドライバーからすると予測はできません。もちろん、すべてというわけではありませんが、後ろから迫ってくる車を避けることはできないことがほとんどです。
例えば、信号で止まっていたとします。後ろから信号を確認せずに減速しない車が近づいてきても、止まっている状態では避けることは不可能です。動いていない車は、操作できません。
仮に走行していたとしても、後ろから迫る車を予測して避けるのは難しいでしょう。そもそも突っ込んでくるとは考えていないからです。

人間は、衝撃を受けると思えば、全身に力を入れて構えます。ボクシングなどの格闘技でも同じです。鎧のように固めて衝撃に備えます。これは、生命を守るための行動であるともいえるでしょう。
ところが、ぶつかる瞬間がわからないと、力を入れることができません。この衝撃は体全体に及びます。体はシートベルトで固定されている状態で、車が受けた衝撃とともに前に吹き飛ばされるのは、容易に想像できるでしょう。このときに頭部は固定されていません。人間の体の中でも体重の10%を占めるといわれている頭部は、体とともに前に投げ出されますが、衝撃から回復しようと元に戻るとき、頭部だけは取り残されます。あとからむちがしなるように戻ってくるのです。
この衝撃はとても大きなものとなり、首の関節である頸椎にダメージを与えます。これがむち打ち症のメカニズムです。

では、予測できたらどうでしょうか。一瞬でも力を入れる瞬間があった場合、筋肉で固めてダメージに備えます。このダメージは筋肉ですべてとまるわけではありません。筋肉のダメージはその場で気が付きにくく、守るために緊張した状態が解けてくると、だんだんと痛みを感じてくるのです。
館林たまい接骨院でも見られますが、数日たってから痛みを感じるケースがあります。このような痛み方を見せるのは、人間の体が守るメカニズムが隠れているからです。

早い段階の施術が重要

館林たまい接骨院では、さまざまな方法でむち打ち症の施術を行ってきました。痛みがあるという事実はもちろんですが、交通事故直後で痛みを感じにくい状況でも、早い段階で施術をスタートした方がメリットがあります。筋肉の緊張がゆるみだすと、強い痛みを感じるからです。

追突事故は、交通事故の類型の中でもとびぬけて多く見られます。ドライバーであれば、誰もが遭遇する可能性があるでしょう。もちろん、加害者になる可能性もゼロではありません。
大事なことは、けがをしたらどのような対処をするべきか、その先まで見据えておくことです。ハンドルを握る限り、交通事故の可能性はゼロに近づけられても、ゼロにはなりません。もしも、何か不測の事態が起きたときどうするのか、それを理解して運転していくことが大切なのです。