首の痛みの頚椎症

首の7本の骨

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館林たまい接骨院でも頚椎症に悩んでいる方が数多くいらっしゃいます。
頚椎とは首のところにある7つの骨のことです。
実は人間だけではなく、ほとんどの哺乳類は7本の骨でできています。
ただし、例外がキリンで、8本目の骨が首として利用されていることが分かっているのです。
正確には8本目の骨は背骨に位置しているため、複雑な動きが出来ます。

この7本の骨が、様々な動きを生み出していますが、痛み出してしまうことがあるのです。
神経や脊髄が圧迫された結果であり、これを頚椎症と呼びます。

頚椎症の二つの形

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頚椎症の原因は、ほとんどの場合椎間板の変形です。
年齢とともに椎間板の中にある水分が失われてしまいます。
水分がなくなり弾力性が失われていくと、徐々に変形していくのです。

これは珍しいことではなく、年齢とともに誰にでも起きることです。
この状態だけでは病気ではありません。
しかし、椎間板が変形してしまえば、神経が通る道なども圧迫されるようになり症状が出てしまうのです。
痛みが出てくるような状態になって、頚椎症と呼ばれます。

頚椎症性脊髄症は、骨がトゲ状に変形してしまったことで圧迫している状態です。
しびれ運動障害まで生じる可能性がある重大な状態と言えます。
初期の段階で手足に痺れなどの感覚症状が出てくるところに特徴があり、だんだんと進行していく状態です。
疲れが入りにくいといった状態も、脊椎症性脊髄症の可能性が出てきます。

脊椎症性神経根症は、脊椎の変形によって本来神経が通っている場所が狭くなり、圧迫されることでしびれや痛みが生じます。
体の片側だけに症状が出るのが特徴です。
首の痛みが特徴でもあり、手首にかけて知覚障害が生じます。

重度な状態になる前に

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頚椎症は、歩行障害などの重度な症状が現れなければ、館林たまい接骨院でも保存療法を行なっていきます。
器具の装着をして安静にする装具療法や、温熱療法、手技を使った理学療法、鍼灸を使った方法も取れるのが特徴です。
日常生活の動作にも影響を与えてくるほどになると、外科的療法を取るしかない場合もあるため、早期の施術が重要な意味を持ちます。
初期の段階から外科的療法を用いることは、ほぼないからです。

首に痛みを感じた時には、すぐに館林たまい接骨院へと通院していただくのが、悪化させない方法につながります。
日常生活の中で首を無理に前後に倒したり回したりするのも危険ですし、寝方によっても頚椎症が起こる場合もあるのです。
背中を丸めるような負担のかかる体制を続けている時にも注意しなければいけません。
年末にかけてこのような症状が残ると辛い思いをするため、早い段階から回復するように施術をしていきましょう。