起き上がった1歩が踏み出せない!?足底腱膜炎

たった一歩が痛くて動けない

朝で起きようとしたら、足の裏が痛くてとても動けないなんてことはないでしょうか。特に足の指の付け根あたりからかかとにかけて、ビックリするほどの激痛です。こういった症状で館林のたまい接骨院にいらっしゃる方がいらっしゃいますが、足底腱膜炎の可能性が出てきます。

色々な原因がありますが、何せ足の裏が痛くて動けません。そうなると、日常生活にも、生活の質にも影響が出ます。早めに回復させなければいけませんが、原因から解決しないといけない部分も出てくるのです。
特に繰り返しやすいことでも知られているため、予防法もしっかりと見極めないといけません。

足底腱膜炎とはなにか

そもそも足底腱膜炎とは何でしょうか。実は足の裏の部分には、腱がまるで膜のように広がっています。これが特定腱膜と呼ばれる部分です。想像がつかないかもしれませんが、足の指の付け根からかかとまで広がっています。この足底腱膜のおかげで、土踏まずができますし、歩くときや走る時などの衝撃を吸収できる仕組みです。

腱膜炎の場合、小さな傷がついていくことに問題があります。これをどんどん繰り返したことで、炎症が広がり、やがてベッドから起き上がり歩き出そうとした瞬間に強い痛みが出てくるのです。

 

足底腱膜炎と偏平足や外反母趾

足底腱膜炎の原因は、いろいろとあります。よく知られているのは、オーバーユースです。つまり、使い過ぎた結果、炎症を抑えられなくなったという状態と考えていいでしょう。炎症部分が収まる前に、次々と炎症を引き起こしている状態です。こうなると悪循環の繰り返しでいつまでたっても回復しません。
もう一つが偏平足や外反母趾の問題です。偏平足の場合足のアーチの構造が崩れています。つまり足底腱膜に負担がかかりやすい状態と言っていいでしょう。この状態のまま放置しておくとダメージがどんどん積み重なっていくわけです。偏平足の多くの人が足底腱膜炎で悩んでいるという調査もあります。
外反母趾も似たような状況が出来上がるところが問題です。縦のアーチを崩したのが偏平足であるのなら、横に崩していくと外反母趾につながります。外反母趾になった部分が痛いだけでなく、足底腱膜炎も併発して、足の裏まで痛くなることがあるわけです。

足の筋力が低い人も、足底腱膜炎になりやすいともいえます。支えることができない状態となるからです。使えばいい、使わない人は平気というわけではありませんので、おかしい感じがすると思った段階で館林のたまい接骨院にご相談ください。