ランニングの膝の痛みと予防法

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すべては回避できないランニングと膝の痛み

この時期になると、毎日ランニングしてる人も多いでしょう。館林のたまい接骨院でも、多くの人を見かける季節になりました。
ランニングを習慣化させていると、どうしてもひざの痛みを抱えるケースも出てきます。そのままではランニングどころか、普段の生活に支障をきたし始める場合も出てくるのです。

前回はランナー膝についてでしたが、今回は予防法などを取り上げていきたいと思います。大事なことは、怪我の回復よりも予防です。怪我をしなければ回復の必要はありません。日常から気を付けておくこと。習慣化させることが大切ですので、理解度を高めることが楽しくランニングを続けるために大切です。

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オーバーユースの危険性

ランニングでひざに痛みが出る理由はなんでしょうか。人間のひざには、歩いているときでさえ体重の5倍前後の力が掛かります。ランニングをしていると、さらに大きな力が掛かるのです。これだけでも怪我すると思いませんか?
特に長期間負担を掛けていけば、必ず大きな怪我につながります。オーバーユースがよく知られていますが、どこかで断ち切らなければいけません。もしも、続けてトレーニングしていけば、いつか取り戻せないほどの大けがになる可能性があるからです。

大事なことは、休ませることと思った方がいいでしょう。どんなに回復を目指しても、オーバーユースになれば必ず怪我は悪化します。慢性化する前に休むこと。お子さんを見ている親御さんにも必要な決断です。
安静にして冷やすことも大事な対処につながります。熱が出ているのは、それだけ炎症を起こしている状態を意味しているからです。炎症を起こしたら、それ以上ダメージが広がらないように冷やす。これがとても大切な対処です。

その後、再び走るときは、血液の流れを良くして筋肉を柔らかくするため、ストレッチを欠かしてはいけません。テーピングなどの固定も大切ですので、しっかりとケアしていきましょう。

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静的と動的ストレッチ

館林のたまい接骨院でも、かなり細かく発信してきたことはストレッチの重要性です。膝の痛みにも通じますが、ストレッチによってかなり予防できます。

ストレッチにも静的と動的があります。静的ストレッチは、体の動きを止めて筋肉を伸ばす方法で、ゆっくりとじわじわと行う方法です。血行を良くしながら筋肉を温めていくため怪我と可動域を広げてくれます。走り終わった後のクールダウンに向いている方法です。
動的ストレッチは、動きながら可動域を広げていくため、早く体が温まります。ウオーミングアップに向いている方法といわれており、こちらを走り出す前にするといいでしょう。

こうしたトレーニング方法についても、館林のたまい接骨院では受け付けております。怪我を回復させるだけではなく、どうしたら怪我をしないで済むのかまで考えていくことが大切ですよ。