子どもの頃の怪我が影響する変形性肘関節症

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年齢とともに現れやすい変形性肘関節症

年齢とともに、関節の痛みが出てくることは珍しいわけではありません。関節の軟骨などがすり減り、痛み出すケースがあるからです。ひじの痛みも、こうした軟骨のすり減りが原因で痛み出すケースがあります。
軟骨は関節のクッション的役割を持っているからですが、実は子どもの頃に野球やテニスでひじを酷使していると、一定の年齢を過ぎたあたりから極端に強い痛みに襲われることが出てくるのです。
館林のたまい接骨院では、スポーツに関する怪我の対応をしておりますが、そのなかでも変形性肘関節症は、子どもの頃のケア不足が大人になって現れることがあるケースです。どんな怪我なのか、子どもの頃の怪我以外でも表れることがある点にも注意しなければいけません。

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ひじの使い過ぎが原因

変形性肘関節症とは、ひじの使い過ぎによって軟骨がすり減り、骨同士がぶつかったことでとげのようなものができて痛み出すのを特徴としています。骨が変形した状態であり、放っておくとどんどん変形が進んでしまい、さらに痛みが強くなるのです。先天的なものもありますが、ひどくなると洗顔すらできなくなる場合があります。日常生活に支障をきたし、小指などにしびれが見られる肘部管症候群も引き起こす怖い怪我です。

ここで重要になるのが子どもの頃の怪我との関連性です。野球やテニスでは、ひじを怪我するケースが見られます。館林のたまい接骨院でもこれまで多くの症例がありましたが、ひじ関節に対して強い負荷をかけているため、怪我しやすいのがこれらのスポーツの特徴です。子どもの頃にしっかりとケアしていると、ひじの変形などを予防できます。ところが、あまりケアされていないと、ひじ関節のすり減りが進んでいき、やがて50代から50代ごろに変形性肘関節症を引き起こすケースが多いのです。

もちろん、肉体労働によるひじの酷使などでも変形性肘関節症は起こります。しかし、短い期間で起こることはまれであり、何年もかけて進行することが多いのです。

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子どもの頃からのケアが大切

変形性肘関節症の特徴として、安静にしているときには関節の負担がほとんどないことからあまり傷みません。ところが、曲げ伸ばしをするような日常的な動作でも痛み出してくることがあるのです。だんだんと関節の可動範囲が狭くなり、動かそうと思うと激痛が走ります。
将来、こうした症状を引き起こさないためにも、子どもの頃からケアしていく必要があるでしょう。特に野球やテニスなど、ひじを酷使するスポーツの場合、日常的なケアが将来の怪我からも守ってくれます。

あまりにひどいケースでは外科的な対処も必要です。館林のたまい接骨院では、保存療法としてひじの関節の可動域を広げ、負荷を軽減していきます。できる限り痛みも軽減していく方法をとりますので、違和感を感じたときには、すぐにでもご相談ください。