トレーニングで忍び寄ってくる疲労骨折

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徐々に忍び寄る疲労骨折

スポーツのニュースで疲労骨折って聞いたことはないですか?
館林たまい接骨院でもご相談を受けるケースがありますが、スポーツをしている人を含め、注意しなければいけない怪我です。それも気がついたら疲労骨折を起こしていたというケースがあるように、徐々に忍び寄ってきます。そのなかでも中足骨はとても多くみられる場所です。

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非常に多い中足骨疲労骨折

日本ではかつて行軍骨折とも呼ばれていたのが、中足骨疲労骨折です。中足骨ってどこだかわかるでしょうか?
皆さんの足の甲の部分。ここには、5本の骨があります。指に対応した骨が中足骨で親指から第1中足骨、小指側が第5中足骨です。下肢の疲労骨折の中でも特に多く起こる場所といわれており、足関節ではもっとも多いといわれてきました。

そもそも疲労骨折とは、衝撃でいきなり折れてしまう骨折とは違います。ここが大きなポイントです。同じような動きを繰り返すことで、骨折してしまうところに大きな違いがあります。
よく例として挙げられるのが、金属疲労でしょう。何度も同じような力を繰り返しかけていくと、やがて折れてしまうというものです。一度ぐらいは試したことがあるでしょう。なんども繰り返して曲げ伸ばししていると、やがて折れてしまうのです。それと同じようなことが骨でも起きる。これが疲労骨折の正体です。

たとえば、回復する時間もとれず、同じトレーニングを集中的に行うとします。こうなると、疲労は抜けずにダメージが残るわけです。ほかにも筋力不足や技術が未熟な中でのアンバランスなトレーニング、柔軟性のない体の状態などが拾う骨折を引き起こします。

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早めの対処が大切

中足骨疲労骨折は、陸上競技でよくみられる怪我です。ほかにもサッカーやバレーボール、剣道でも起こる可能性があります。特に多いのが第2中足骨です。

中足骨疲労骨折では、いきなり腫れたりしません。強い痛みも出ないのです。だんだんと圧迫している痛みを感じ、動き始めるとさらに強くなります。慢性的な傷みを抱えることが多く、腫れだしてきたときには症状がかなり進んでいる状態です。

館林たまい接骨院では、保存療法として休ませることを重視します。最新の機材を使用し、周辺の筋肉などの疲労も軽減させながら回復させていく方法です。回復を促す方法を使いますが、館林たまい接骨院では、さらに正確なトレーニング方法などの指示もできます。院長自身がスポーツ選手であり、さまざまなトレーニング技術を身に着けてきました。このような経験があるからこそ、どのような対応をするといいのかも熟知しています。

疲労骨折は、選手生命に影響する可能性もある重大な怪我です。なにか異変を感じているなら、少しでも早く回復を目指しましょう。休むことも大切な練習です。その間に得られることもたくさんあります。一般的な生活のなかで起きてしまった場合も、休ませてあげることで回復が望める怪我です。早めに対処するのが大切ですので、館林たまい接骨院にご相談ください。