病名ではない?むち打ち症の真実

むち打ち症は総称

館林のたまい接骨院では、交通事故の怪我として、主にむち打ち症の対応をしてきました。もちろん、交通事故ではほかにも怪我をする可能性があります。ですが、高確率でむち打ち症になりやすいのです。
どこかで交通事故=むち打ち症というイメージもあるかもしれません。それぐらい可能性の高い怪我になるからです。
ですが、正確にいえばむち打ち症という病名はありません。
何度かご説明したこともありますが、え?なんでと思う方も多いかもしれないですね。ですが、むち打ち症というだけでいろいろとまとめた言葉であり、実は症状を正確にとらえてもいないのです。

首が無知のようにしなる現象

そもそもむち打ち症とは、車にヘッドレストがない時代の交通事故で起こったことがスタートでした。追突事故で受けた衝撃で頭部が後ろに投げ出され、あとから体についてくるように首がしなったのです。重さの違い、支えている部分の違いが原因にありました。この動きがまるで無知のようだったことからむち打ちと名付けられたのです。

では、現代ではどうでしょうか。ヘッドレストがついたことで、後方からの衝撃で頭部が後方へ残ることはなくなりました。しかし、シートベルトで固定された体はシートともに動き、固定されていない頭部は衝撃ののちに前に投げ出されることは変わらないのです。レースなどでは、ヘルメットをシートに固定するように変わりました。左右にも振られないシステムも装着されています。ですが、一般車両では不可能なことになるため、むち打ちになるケースが多いのです。
つまり、怪我をする過程で無知のようにしなるからでむち打ちであり、怪我の症状をあらわした言葉ではありません。さらにどこを怪我したかという名前すらないのです。ここからも分かるように、むち打ちという言葉は、怪我というより怪我の総称として使われてきました。
怪我の名称というより、現象の名称。これがむち打ち症の正体です。

シートベルトは絶対必須

すこし見方を変えてみましょう。むち打ち症の原因がシートベルトにあるのなら、しなければいいかという問題です。シートベルトがなければ、むち打ち症では済まない可能性が高まります。
衝撃は追突による衝撃は体全体で受けなければならず、車から投げ出されるかもしれません。投げ出されなくても、自分より前にあるものにぶっつかるでしょう。ハンドルにぶつかる可能性もありますし、グローブボックスなどにぶつかる可能性もあります。それも強い衝撃で飛び出しぶつかるのです。

館林のたまい接骨院では、交通事故の怪我に対応してきました。これはこれからも同じです。むち打ち症が怪我のなか絵でなくても、痛いことには変わりがありません。どのような原因があったのか、どこが問題七日まで突き詰め施術をしていきますので、交通事故で首回りが痛いときには、できるだけ早くお越しください。