お子さんの腕が上がらない?動かせない肘内障

am100_fa010

子どもたちの腕が上がらない!

子どもたちは、痛さなど正確に伝えられないかもしれません。痛いという事実は伝えても、それがどんなものかわからないこともありますし、表現の仕方の問題もあるでしょう。もうひとつ、お子さんが痛みを訴えていても、それが本当かわからない場合もあるものです。
館林のたまい接骨院では、痛いという事実から原因を探します。お子さんが痛いという訴えをしているときでも、緩和させて原因を探れるのがポイントです。

そのなかで、腕を上げることができなくなるケースがあります。手を引っ張られた時などに起こる怪我で肘内障といいますが、本人は何が起きているかわからないこともある状態です。ですが、腕が上がらない事実が症状を表していますので、すぐにでも館林のたまい接骨院にお連れください。

1485804_s

引っ張ったことで肘が抜けてしまった状態

乳幼児から5歳ぐらいまでに見られるのが、肘内障の特徴です。
肘の外側の骨が引っ張られたことによっておこる怪我で、亜脱臼している状態。これを肘抜けと読んだりもします。
なぜこの年齢に起こりやすいかといえば、靭帯がわっか状になっており、6歳ぐらいからしっかりと付着するからです。つまり、幼い時期の成長前に起こりやすい怪我で、だんだんと現れなくなる可能性が出てきます。
もちろん、痛みがありますし、靭帯が外れてしまう状態なので動かせません。本人は動かしたくても腕が上がらないのです。子どもたちがうそをついていると思われる可能性もありますが、こうした事態もあるのを忘れないでください。

状態からもわかるかもしれませんが、子どもたちの腕を引っ張ったときに肘内障は起こります。たとえば悪ふざけしていて、急に腕を引っ張った瞬間、肘内障になる可能性があるわけです。子どもたちが体重をかけているときも危険があるといっていいでしょう。
ポイントは急激に引っ張らないこと。引っ張ればそれだけ力が掛かるのですから、怪我をする可能性が出てくる。忘れないであげてください。

201119-426-IMG_0927

肘をしっかりとはめ込む

館林のたまい接骨院でも、肘内障の対処方法は整復です。前腕を下になるように回転させて肘をじん帯に入れる方法といえばわかりやすいでしょう。しっかりとはまると音が聞こえます。こうなると痛みもなくなり、自然に動かせるようになるわけです。

大事なことは、子どもたちの言葉の中に真実がある。そこから何を読み取るかです。痛いという事実はとても大事。ここからどうやって原因を見つけるか。痛みを緩和してあげるのか。大人たちが考えてあげなければいけないですね。