大島で起きた交通事故とオフセット衝突
大島で起きた事故
9月11日、午前4時40分ごろ、大島の県道館林藤岡線で、軽自動車が東北道のボックスカルバートに激突する事故がありました。ボックスカルバートとは、四角いコンクリートのトンネルと思えばいいでしょう。東北道の下をくぐっている部分です。ここに軽自動車が激突しました。骨盤を骨折する怪我で、かなりの重傷です。
館林のたまい接骨院でも、さまざまな交通事故の怪我の対応をしていますが、あまり例のない事故といってもいいでしょう。単純にいえば自爆事故ですが、狭いボックスカルバートにぶつかるという事実があまりありません。
オフセット衝突になった可能性
ボックスカルバートにぶつかる事故を考えてみましょう。一般的によそ見をしていて、車の横がぶつかるようなパターンが考えられます。このときの衝撃は、さほど大きくありません。もちろん、車が回転して正面からぶつかるようなことがあれば、ドライバーをはじめ大きな力が掛かります。
今回の事故では、ドライバーが骨盤を折るような怪我をしているのがポイントです。相当な衝撃がかかり、フロンド硝子から放り出されるほどの力が掛かったことが考えられます。それをシートベルトが受け止め、骨盤骨折したのではないかという予想です。
そうなると、横から擦り付けたような状態ではないでしょう。もしも、擦り付けたような状態であれば、ガードレールなどに正面からぶつかり、強い力が掛かるようなケースです。
もうひとつ考えられるのは、完全なよそ見運転。午前4時だとまだ真っ暗です。日も登っていない時間なのですから、視界はよくありません。たとえばまっすぐ走っているつもりでも、よそ見をした瞬間にボックスカルバートの壁にぶつかる可能性があるでしょう。それも斜めにぶつかるような状態です。これをオフセット衝突といいます。車体前面の一部分がぶつかり、正面衝突するパターンです。
オフセット衝突は、非常にキャビンないが破壊されやすい状態になります。生存空間も圧迫されるため、挟まれるような怪我もしやすくなるのです。
早い対応が重要
館林のたまい接骨院では、さまざまな交通事故の怪我の対応を行っております。オフセット衝突もそのなかのひとつであり、非常に大きな怪我をするケースが増えてくる状態です。
大事なことは、交通事故で怪我をしたら、できるだけ早く施術を始めてください。つらい状態を長引かせても仕方ないですからね。