痛みを我慢の意味はなし
痛みを我慢するという意味のない美徳
ここ数回にわかって、自律神経のお話をしてきました。その中で、けがをしたらすぐに館林のたまい接骨院にお越しくださいという言葉を使っています。これって何かといえば、痛みを我慢することはいみがないという部分をお伝えしたいからです。
けがからの回復を目指すために館林のたまい接骨院をご利用いただきたいという部分もあります。しかし、どこかで痛みは我慢するのが美徳という、日本人の慣性もあるでしょう。
なぜこれがダメなのか、少し考えてみませんか?
悪循環を生み出す前に
日本には「心頭滅却すれば火もまた涼し」なんて言葉があるでしょう。確かに大事な言葉ですが、これはメリットがありません。そもそも心頭滅却すれば火もまた涼しいというのは、集中力を発揮せよという言葉で、痛みを我慢しろという話ではないからです。
自律神経の回でもお話しておりますが、副交感神経が優位になると、痛みを感じやすくなります。ではこの痛みをサインとは何かと言えば、体が不調であるということを教えてくれているのです。痛いと言う事は何か問題がある証拠なのであり、これを我慢すれば不調も我慢しなければいけなくなります。不調がさして問題のないものであればまだいいでしょう。重大な異常での不調であったら大問題になります。
つまり、痛むというものを我慢したところで、何ら意味はありません。それより早く痛みを回復する方法を考えた方が、建設的でしょう。痛みを我慢することで生活の質は落ちますし、痛みの悪循環が発生します。この辺りも前回お話しした内容ですが、痛みに対してどんどん弱くなり、今まで以上に強い痛みを感じるようになるからです。
痛いは我慢すべきじゃない
痛みを我慢し続けていたら、どのような影響があるでしょうか。心身ともに悪影響を与えることばかりが並びます。
例えば不妊症や食欲不振といった、障害が発生しやすくなることはよく知られるようになりました。痛みを我慢したことによって、うつ病などの精神的障害が発生するケースもあります。さらに異常な状態を進行させたことにより、関係のない合併症を引き起こすことさえあるのです。
館林のたまい接骨院では、痛いという事実からアプローチを考えます。どうして痛いのか、原因から探すのではなく、事実から探っていくところが違うのです。
どんなことを言っても、今痛いという事実に違いはありません。そのサインはなぜあるのか。そこから軽減できる方法を考えていきましょう。