意外と気がつかない肋骨骨折
骨折なのに気がつかない?
骨折といえば、痛いもの。間違いありません。痛いのだから、すぐ気がつくだろうと思うでしょう。それも当然のことなのですが、肋骨の骨折は違和感があっても気がつかない可能性があるのです。もちろん、痛いわけですが、構造上、いろいろな要因があります。
館林のたまい接骨院でも、いらっしゃって骨折していることが判明するケースも少なくありません。だからこそ、違和感があったときには館林のたまい接骨院にいらしてほしいと思っています。
肋骨は体の中でも、とても重要な臓器を守る縦のようなものです。同時に複数の骨を骨折するケースもありますので、十分注意していかないといけません。
ほかの骨とは違う肋骨
肋骨は、実は左右12対の骨で構成されています。心臓を含め、体の中でも重要な像を機を囲むようなかごのような役割です。
骨というと丸いものというイメージがありませんか?腕や足の骨などは、断面を見れば丸くなっています。ですが、肋骨はヘラのような形状をしているのが特徴です。これを扁平骨と呼んでいます。
なんでこんな特殊な形をしているのかといえば、これが内臓を守るために必要だからです。人間は呼吸をするたびに体が膨れますよね。肺が広がるたびに、動くわけですが、肋骨が丸く硬く動かない状態だと同でしょうか。肺の動きは制限されてしまうことになるでしょう。
扁平骨はヘラのような形状です。肺が膨らむと追従して膨らみ戻っていきます。この膨らみ戻る動作をするためにこのような形状になったわけです。
ここでちょっと思い浮かべてほしいのが、疲労ということになるでしょう。人間は呼吸をやめるわけにはいきません。呼吸を繰り返せば、それだけ肋骨が動きます。肋骨が動き続けると、やがてストレスが限界に達し、折れてしまうことだってあるわけです。これが疲労骨折ですが、ほかにも衝撃によって折れるようなケースも少なくありません。
自覚がないことのリスク
肋骨の疲労骨折の場合、自覚がありません。どこかぶつけたというような印象があれば、折れたとか理解もあるでしょう。ぶつけた記憶があれば、痛みと合致するからです。
ところが疲労骨折の場合には、そもそも骨折していると思っていません。なんか痛いなと思っても、まさか折れていると意識にないのです。そうなると、どうしても対処が遅れます。
実際に肋骨の骨折は1本ではなく、複数本折れている場合も珍しくありません。大事な臓器を守るための肋骨ですので、そのままというわけにはいかないでしょう。
できるだけ早い回復が、日常生活でも重要になりますので、何か違和感があると感じた時には、すぐにでも館林のたまい接骨院にお越しください。