姿勢と肩凝り、肩の痛みの関係性

【肩凝り、肩の痛みは体のバランスの崩れから】
人間の頭部は、体重のうちの10%を占めていると考えられます。
60kgの人であれば、6kgもあるのです。
何だと思う人もいるかもしれませんが、それが体の一番上にあるということが問題です。

重心は、低ければ低いほど安定します。
何か重いものを持つ時に、頭の上に持ち上げたりすればふらついてしまうでしょう。
しかし、手に提げていれば、重いですが安定はします。
つまり、人間は最も不安定な状態を、体中の筋肉を使いバランスを取っているといえるでしょう。
体幹と呼ぶこともありますが、こうしたバランス能力が体を支え耐えているのです。

肩凝り、肩の痛みを考えれば、肩の周りの筋肉は、とても重要な位置にあることがわかるでしょう。
館林市本町たまい接骨院でも多く見られますが、それだけ大きな負担を掛けていることが多いのです。

【座ってばかりいると肩凝り、肩の痛みが出やすいか】
人間の体は、合理的なデザインになっているといえます。
たとえば、背骨は緩やかなカーブを描くようにできています。
生理的湾曲とも呼ばれますが、重い頭部を支えるために、力を分散できるようになっているのです。
力を分散することができても、これだけでは動くことができないため、筋肉がコントロールしています。
正しい姿勢をつくることができるのも、筋肉が複雑に力を加え、動きを作り制御しているからなのです。

そんな筋肉に対して、パソコンのような操作で前のめりになっていたらどうなるでしょう。
デスクワークの多い人は、肩凝り、肩の痛みに悩まされていることが、館林市本町たまい接骨院でもよく見られる状況です。
座ったままの姿勢で、重さに耐えられるようにするためには、首や肩の筋肉は背中の筋肉をあまり使うことができずに緊張しなければなりません。
首回りの筋肉が中心となり、緊張が進み、血行が悪化することにより、肩凝り、肩の痛みはどんどん進行していくことになるのです。
やがて、疲労は蓄積し始め、老廃物は流れ出せずにとどまり、これが更なる肩凝り、肩の痛みにつながってしまうのは、自明の理といえるでしょう。

【背筋を伸ばすことが肩凝り、肩の痛みにつながるわけではない】
では、背筋を伸ばし生活をすればいいのかといえば、一概には言えません。
本来もっている背骨や首の骨の緩やかなカーブは、重たい頭部の加重を分散させるためにあるのですから、ただまっすぐにのばしたところで解決はしないのです。

癖の問題もあります。
重心の移動のさせ方には、人それぞれの動きがあり、それは一定ではありません。
かみ合わせなどでも、肩凝り、肩の痛みの原因となる動きが隠れています。
筋肉の動きや緊張度合いなど、さまざまなバランスが肩凝り、肩の痛みを引き起こしているのですから、原因は複数存在し、それぞれを改善させていかなければ解決しないのです。

肩凝り、肩の痛みは、根深い問題でもあります。
館林市本町たまい接骨院の施術も、解決のための一手段ですが、手をこまねいていると悪化する一方ですので、気が付いた時にスタートさせることが大切なのです。