膝関節の構造とけが
複雑な膝関節
館林のたまい接骨院にいらっしゃる方の中にも、ひざの痛みを訴える方がたくさんいらっしゃいます。
膝関節は、とても複雑です。だからこそ、いろいろな動きができるのですが、複雑だからこそけがも増えていきます。
関節としてみても、人間の体の中でも最も大きな関節であり、体重を支えるという大きな機能もあるわけです。それだけの負担が生じるため、気がついたら大きな痛みを引き出す場合も出てくるのです。
館林のたまい接骨院には、スポーツをしている人も多くいらっしゃいますが、関節の構造なども覚えておいた方がいいでしょう。なぜけがをするのか、今のけがの状態を判断するといったことも、関節構造を知らなければいけません。一般の方でも、どこが痛いのか理解する意味でも、関節の構造を軽く頭に入れておくのが大切です。
3つの骨と軟骨
膝関節を大まかに見ると、大腿骨と脛骨、膝蓋骨という3つに分かれます。これだけでも複雑なことがわかるでしょうか。この骨に対して、軟骨や関節液などが複雑に絡み合います。そして関節を必要以外の方向に動かさないためには、じん帯が必要です。じん帯がなければ、予測できない方向に動きけがをします。
軟骨ですが、大腿骨と脛骨の関節面を覆ってクッションの役割をするのが役割です。よく言葉として出てくる半月板も、クッションの役割を持っています。この辺りに問題があると、関節が不安定になり、ぐらぐらした感じになるというわけです。
年齢とともにすり減る軟骨
このように非常に複雑な構造を持つ膝関節ですが、人間の生活としてみても、非常に重要な意味があるでしょう。ひざ関節がうまく動かないと、日常生活にも困ってしまいます。体を支えるわけにもいかなくなるからです。それだけ繰り返し疲労にも耐えなければいけない間接になるため、緩衝材的な部分もしっかりしています。
ですが、年齢とともにすり減っていくのも確かです。そうなると、骨同士がぶつかり始め、大きな痛みを生じます。そうなる前に、ケアをする必要も出てきますし、周りの筋肉でサポートするなど対処も考えておいた方がいいでしょう。
大事なことは、ひざはとても大きな力がかかっています。だんだんとダメージも蓄積していき、回復できない状況がやってくるものと判断しなければいけません。これだけ複雑な機構を持つと、他にもダメージが出やすくなります。
次回はひざのじん帯って何かというポイントで、けがとの関係をお伝えしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。