東大でも研究が進む鍼灸

東大での研究

世界中で注目されるようになってきているのが鍼灸です。
館林たまい接骨院でも、施術が受けられます。
東洋医学の施術方法であり、西洋医学とは異なるアプローチです。
西洋医学が起きている状態に対して考えていくのに比べ、東洋医学は身体のバランスを正し、自然治癒力を高めて対応していくと考えるといいでしょう。
現在、東京大学医学部でリハビリテーション部物理治療(鍼灸)部門があったりするように、かなり研究が進められてきています。
かつてははっきりしなかったところも、研究によって体に対してどんな作用を及ぼすかをどんどん解明してきている状況です。

いろいろな方法がおこなわれてきた鍼灸ですが、刺激を与えることが目的でおこなわれます。
刺激を与えることによって、ホルモンの分泌を促すからです。
モルヒネにも似ているといわれている内因性オピノイドと呼ばれるホルモンですが、痛みが神経に伝わることをブロックします。
痛みも抑えることができることが、辛い痛みを緩和できるようになるポイントです。
腰だけではなく、さまざまなところで鍼灸が力を発揮してくる意味が見えてくるでしょう。
神経を刺激していくと、血行改善も発揮できるため、痛みの原因になってしまう老廃物を流します。
こうした内容から血圧にも影響することがわかってきており、各内臓にも作用することが期待されるようになりました。
他にも免疫系や内分泌系など研究が進んでおり、美容の中でもアンチエイジングに役立つのではないかといわれています。
館林たまい接骨院では、美容に影響するような鍼灸はおこなってはいませんが、腰だけではなく、肩などでも痛みを感じているときは試してみる価値のある手段です。

長い歴史と研究の成果

館林たまい接骨院でもおこなっている鍼灸は、実は歴史が長い施術です。
東洋医学というだけでも、中国4000年の歴史が頭に浮かびますが、石器時代にもあったのではないかと考えられています。
中国史に詳しい人なら名前ぐらいは聞いたことがあるはずの殷周時代には流行したと文献が残っているからです。
ただし、この時代の記録として残されている史書には、妖怪が出たりすると記述があるため、すべてが正確なわけではありません。
それでも、なにかおこなわれていたからこそ、記述が残っているといえるでしょう。
日本に入ってきたのが奈良時代である部分を考えても、西暦700年以前には中国で成立していたといえます。
僧侶の仏典として入ってきたとされていますが、漢方薬も同時期になるところが重要です。
どんな時代でも、体の不調に悩まされている人がおり、対策として東洋医学が用いられたことのひとつが鍼灸だったのかもしれません。
当時の日本では、研究することもできずにいたことも、江戸時代になるとかなり様変わりしていきます。
鎖国によって西洋医学も入りにくくなってきた時代だったこともあって、隔絶された中で鍼灸は独自の進化をしました。
これが現在の日本伝統の鍼灸につながっていきますが、中でも灸はもぐさを使う方法だったことが、庶民にも扱いやすく広がっていきます。
面白いことに、この当時には、中国では灸は衰退してしまいました。
それが、鎖国中の日本という特殊な環境かで独自に発展していくのですから、わからないものでしょう。
同時期に、漢方も独自の進化をしています。

西洋医学に関しては、オランダから入ってきました。
明治になって西洋医学が大きく広がっていくのは、西洋化政策を掲げていくからです。
日本人にとってあまりに新しかった西洋医学は、驚くべき治療方法だったことは間違いありません。
結果として、鎖国が解けた明治以降は、鍼灸は衰退することになります。
現在のような姿で鍼灸がおこなわれるようになっていくのは、昭和に入ってきてからです。
民間でおこなわれ続けていきますが、だんだんと国家資格の制定へと続いていくことになります。
これによって、技術的にも内容的にも安心して受けられるものになっていきました。

今では世界各国でおこなわれているのが鍼灸です。
館林たまい接骨院でも受けられますが、これも研究がしっかりと進んできたからといえるでしょう。
電気での刺激も組み合わせることも研究の結果ですので、辛い痛みがあるときには、試してみてはいかがですか?