ねん挫って理解していますか？

よく聞くねん挫

ねん挫って簡単に聞きますよね。館林のたまい接骨院でも、ねん挫しましたと来られる方がたくさんいます。
ある意味ではねん挫の概念は正しいかもしれません。ひねってねん挫したから痛いです。これはあっているからです。ですが、ねん挫は実はとても怖い状況になっているケースもあります。
ねん挫とはいったいどのような状態なのか、見直してみましょう。

ねん挫ってなんだろ

ねん挫とは関節のけがのことです。骨折や脱臼ではないことも要件となります。関節のけがになるため、レントゲンではわかりません。骨折のように骨に異常があるなら映るが、靭帯や腱、軟骨となると映らないからです。ここがとても重要で、これらは軟部組織と呼びますが、分かりにくいところも出てきます。

ねん挫は文字通り、ひねったことでなると考えられますが、実際には関節のけがでもある点を忘れてはいけません。近いものとして脱臼があげられます。脱臼は骨と骨をつないでいる関節が外れている状態です。関節のけがという点ではねん挫と同じですが、関節周辺で大きな損傷を起こすことがあります。
たとえば突き指がありますが、ねん挫の一種です。指先に衝撃を受けて、関節で損傷を生じた状態であり、靭帯などに損傷が見られます。骨に異常がみられるようなケースもあるため、調べてみると骨折していたといったケースまであるのです。対したことはないと思っても、実は大きなけがであったというのも、突き指の怖いところでしょう。

ねん挫というと軽く見られがちですが、靭帯の損傷などの具合によっては非常に危険です。最悪のケースでは断裂している場合すらあるからです。さらに靭帯のけがは短くても2週間ほどの時間がかかります。重症となれば、2か月以上になるケースも少なくありません。この状態のまま力をかければ、関節は不安定のままです。当然、同じようなけがをする可能性が高まります。
館林のたまい接骨院でも、はやめに施術を受けていただきたいと思っているのは、こうした再発の可能性が高いからです。

大きなけがに発展する前に

館林のたまい接骨院では、最新の機器と手技、鍼灸でねん挫の対応が可能です。大きなけがに発展する前に対処できますので、おかしいと思ったときには早めにお越しください。
大事なことは、ねん挫ぐらいと思わないことです。軽く見ているからこそ、あとからねん挫が癖になっているように思えます。ほとんどのケースはしっかりと回復させていないことに起因するのを忘れないようにしましょう。

特に子どもたちは、怪我に対する知識があまりありません。痛みを感じていても、はっきり理解していないことがほとんどです。しっかり回復させてあげるのも大人の役割。楽しく健全な生活を送らせてあげるためにも、長引かないようにするのが大切です。