野球の怪我のひとつ野球肘の正体である内側側副靱帯損傷
【ひじの中にある靭帯の問題】
ひじの関節を細かく見ていくと、実は3本の靭帯でおおわれていることがわかります。
この3本のうち内側にあって、ひじが外側に向かないように動きを制御しているのがない側副靭帯なのです。
外に行かないように抑えているわけですが、野球の投球動作を行うと、強制的に外へ向いてしまいます。
もちろん、靭帯が抑えているからこそ反力が生まれるわけですが、だんだんと靭帯は伸びてしまいますので、やがて耐えることができなくなってしまうのです。
野球では、1回の力で切れてしまうようなことはなく、だんだんと伸びていき戻る力を失っていきます。
小さな断裂も生まれるようになり、やがて組織は劣化していってしまうのです。
もっと簡単に考えれば、輪ゴムを何度も伸ばしていると、だんだんと伸びていき、よく見ると細かな傷が生まれ劣化しているのがわかるでしょう。
この状態が、怪我としての野球肘の原因の一つになっているのです。
【野球だけではなく加齢によっても引き起こされる】
内側側副靱帯損傷は、野球だけではなく、加齢によっても引き起こされます。
年齢と共に劣化していってしまうからで、輪ゴムと同じように経年劣化を起こしてしまうため、年齢と共に起きることもあるのです。
しかし、もっと深刻な問題は、成長期で引き起こされてしまった時でしょう。
軟骨部分に付着している内側側副靱帯損傷は、やがて剥離してしまい軟骨骨障害を起こすのです。
成長期の痛みのうちに、館林市のたまい接骨院にご相談いただければ、回復させる方法はあります。
しかし、放置したままになると、内側側副靱帯損傷事態に断裂を生じてしまう可能性があるのです。
【怪我の症状として】
初期症状としては、ひじ関節内に痛みを感じます。
この時点で、館林市のたまい接骨院にお越しください。
だんだん加速度的に痛みが増していくことになりますが、初期段階では日常動作で無症状の可能性が高く、怪我として認知されずに放置しやすいのです。
大人がその危険性を察知してあげるとともに、痛みを感じたら、決して無理をさせないことが重要であるといえるでしょう。
重症化していくと、日常でもだるさを覚えるようになり、ひじの関節が不安定になります。
日常的に痛みを覚える可能性も高まり、さらに神経を圧迫してしまい、しびれなどの障害につながる可能性もあるのです。
危険な状態ですので、まずは館林市のたまい接骨院にご相談ください。