子供たちの怪我:成長痛

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はっきりとしない成長痛

子供たちが下肢に痛みがあるといったときに、考えられることのひとつが成長痛です。
病気との区別をはっきりとさせなければいけませんが、この痛みは原因がはっきりとしていません。
成長とともに出てくると考えられているだけで、正確にはわかっていないのが問題です。
わかっていない中でも、筋肉の成長スピードに骨がついていけず、筋肉自体や腱に痛みが出るのではないかと考えられています。
そのため、成長しやすい夜間に出やすいとみられているのが特徴です。

成長痛の特徴として、年齢によって痛みの出る場所に違いがでてきます。
小学生の5年生あたりまでは、館林たまい接骨院でもかかとが多く、年齢が上がってくるとひざになり、高校生あたりは腰に見られやすくなります。
10歳ぐらいまでは、男の子に多く見られるのも特徴で、18歳あたりにまでなれば自然と治癒するのが一般的です。
ひざの場合にはオスグッド症候群とも呼ばれますが、中には水が溜まってしまうような場合もあります。

時間帯に特徴がある

成長痛の傷みの特徴はいつ痛くなるのか、はっきりしない不定期性にあります。
毎日痛いとは限りません。
月に1回か2回、突然傷みだすことがあります。
この回数もはっきりとはせず、突然痛みを訴えだす場合があるため、見逃しやすくなるのが問題点です。
子供たちがただぐずるために痛みを訴えていると勘違いしてしまうと、見逃してしまうでしょう。

時間帯的には夜成長しているために起こると考えられているため、睡眠中が多くみられます。
ほかにも夕方に起きるケースもありますが、朝になるとケロッとしてしまうような場合も珍しくありません。
ただし、これもはっきりといえるわけではなく、痛みを訴え続けるケースもあります。

骨は伸びたとしても、痛みが出るようなことはありません。
しかし、現実的に痛いと訴えたときには、まずは館林たまい接骨院にお越しください。

骨端軟骨障害の可能性も

成長痛は、放置していればいいと言われることがあります。
原因がわからず、時間とともに落ち着くからというのが理由です。
仮に炎症を起こしていたらどうでしょうか。
そのままにしておいても、悪化する可能性があり、ほかに影響を及ぼす危険性も出てきます。

実際に腱が引っ張られたことによって、骨端軟骨障害と呼ばれる状態になる場合があります。
スポーツなどによって負担がかかると、成長していく過程でできる成長軟骨を刺激して傷みが出るケースが問題点です。
成長痛の原因のひとつとして考えられている状態で、かなりの傷みがでます。
我慢するようなものではなく、炎症を抑える必要がある状態です。

成長痛にはいろいろな対処があり、ストレッチなども大切ですが、現状痛いと訴えているところは見逃してはいけません。
できるだけ早く施術をはじめてあげるのが、痛みの緩和にもつながりますので、館林たまい接骨院にご相談ください。