怪我としてかなりの数になる十字靭帯損傷と柔道の選手生命

【非常におおい前十字靭帯損傷】
柔道のひざのけがの中で、かなりの数になるのが前十字靭帯損傷です。
多くの選手が悩み、中には引退せざるを得ない場合もあります。
それだけ悩ましく、苦しいリハビリを経なければ復帰できないケースもあるのです。

複雑な形をしているひざ関節ですが、簡単に考えれば、関節の動きを滑らかにしたり制御したりしている靭帯が4本あります。
その一つが前十字靭帯で、何らかの外力が働いた際に、部分的に断裂したり、完全に断裂してしまったりするのを損傷と呼んでいるのです。
そのため、文字から受けるイメージよりも、怪我としては大きく重大なものであることが多いといえるでしょう。

柔道の場合には、館林市たまい接骨院でも外側側副靭帯と前十字靭帯の怪我が多くみられます。
これには理由があるのです。

【崩れ落ちてしまうのはその時のダメージだけではない】
前十字靭帯は、ひざの関節の前方動揺を制御しています。
つまり、大腿骨の関節面が前方に動揺することを防いでいる大事な靭帯です。
柔道で踏み込んだ時や、投げの体勢をとるために体を回転させた際に、強い力がかかりますが、このねじり運動が前十字靭帯に強い力をかけます。
その力がストレスとなり、だんだんと疲労が蓄積していくと、損傷を起こし始めていくのです。

柔道では、どうしても前十字靭帯に掛ける力が強くなってしまいます。
突然痛みが発症することがあり、ガクッと崩れ落ちてしまうようなケースまで見受けられるのです。
実際には、それまでに蓄積しているダメージがあることは忘れてはいけません。
常にケアしていくことが大事なことであり、悪化してからケアしたのでは、選手生命ということを考えたときに、間に合わないこともあるのです。
ですから、早い段階で館林市たまい接骨院にご相談ください。

【半月板損傷の可能性も】
館林市たまい接骨院でも、長く痛みが続いているときには、半月板損傷まで疑います。
それだけ、大きな怪我になってしまうこともあるのです。
柔道でも、ひどい場合には、再建手術が必要になってしまうようなことも出てきます。
保存療法で対処できる場合には、装具を使い固定することが大切で、周辺の筋肉の維持や強化まで含め検討していかなければいけません。
長引いてしまうこともありますので、できるだけ早く回復を目指していくことが必要であるといえるでしょう。