子どもたちの怪我:寒さとの関係

寒さにはリスクがある

ここ数日、たまい接骨院のある館林もかなりの冷え込みです。雪こそ降らないですけどね。
この時期は風も強いですし、体も冷えやすい季節ですが、怪我には十分注意しないといけません。それってなぜだとおもいますか?
たとえば子どもたちです。自分で怪我をするリスクを考えられたなら、危ないときに無理はしないでしょう。ところが、そのリスクを知らないで無理をするかもしれません。その理由が寒さだったら、大人としてどうしますか?

寒さで怪我をしやすい理由

寒いときに怪我をしやすいのはなんででしょうか?理由はいくつかありますが、身体の構造的な問題がかかわっています。
寒いときって縮こまりますよね。大人でも当然です。これは気温が低いときに、熱を外に逃がしたくないという生理現象から起こります。身体を大きく広げると、熱が逃げていきやすいわけです。
こうなると、間接だけでなく、筋肉も動きが悪くなります。それなのに無理に動かしたらどうでしょうか。負荷がかかり怪我をするのは当然です。
子どもたちは無邪気です。少々寒くっても一気に動き出すこともあるでしょう。身体が硬く、思ったような動きができなくってもへっちゃらです。が・・・そんな身体は都合よくありません。思っているような動きができず、頭で考えている動きと誤差が出ます。これが寒いときに怪我をしやすい大きな原因です。

温めることで怪我を防止

怪我をしたらたまい接骨院!だとは思ってますが、大事なことは怪我をしない状態を作ること。子どもたちが怪我をしないためには、まずは温めてから動くことを基本としなければいけません。
たとえばウォームアップをしっかりすること。どんなスポーツでも大事な基本です。いきなりエンジン全開にするから頭と誤差が生まれます。身体が動きにくい状況をウォーミングアップで温めることで変えてあげるのです。これだけで筋肉にも柔らかさが生まれ、怪我を防止できます。

身体を動かすほかにも、温かい飲み物も効果的です。中から温めることでも血流の温度が上がります。たったこれだけでも違いが出てくるなら、先に飲ませてあげたいですよね。
実際には生姜湯やコーンスープといったものの方がいいことも出てきます。温めやすさやエネルギーの問題が出てくるからです。

あとは運動したら、必ず身体を乾かしてくださいね。汗をかいたままにすると、気化熱で急激に体温が落ちます。あとから怪我をするようなことも出てきますので、最後までしっかり面倒を見てあげることが大人の務めです。