急激な寒さとケガの関係
一気に寒くなりました
お正月明けの月曜日。一気に寒さが厳しくなりました。たまい接骨院のある舘林でも暖かったお正月はどこに行ったんでしょうって感じですね。
この急激な寒さはかなり体に応えますが、ケガの関係も多くの人々が経験することです。気温が急に下がるとケガのリスクが高まることがわかっていますが、どんな理由があるか考えてみませんか?予防にもつながるので覚えておいてください。
なぜけがのリスクが高まるのか
急な寒さが訪れると、体も反応していきます。まずは血管が収縮し血流が減少するのは、中心部である内臓を守るためです。防衛本能といっていいでしょう。
血流が減少すると、筋肉や関節に酸素や栄養を運びにくくなります。同時に体温の上昇も下げてしまうのです。神経の伝達速度も遅くなり、反射神経が鈍化。ケガのリスクが高まるわけです。
寒さとの関係で重要なのは、筋肉や関節のけがにあります。急な寒さによって、筋肉は収縮しやすくなり、けいれんを引き起こすことがあるのです。特に足や手の指がけいれんするケースが増えます。
関節の炎症を悪化させることもわかっており、自律神経の影響とともに痛みを引き起こすことも問題です。関節リウマチや関節炎を患っている場合には特に注意しなければいけません。
体の反応が鈍く鳴れば、バランスも崩しやすくなり、転倒や衝突のリスクが高まるのです。捻挫や骨折のリスクも急激に高まると覚えておいてください。
基本的な対応から
気温が急激に下がってきたときの対処法もいろいろとあります。基本的なところから考えてみましょう。
まずは、気温が急に下がることがわかっているなら、着るものの調整が必要です。おしゃれは我慢などといいますが、けがのリスクから考えればとんでもないこと。温かく保つことによりリスクを低減できるのですから、首や手足を温かくする方向にしていきましょう。露出が増えるのは最も避けなければいけません。
マラソンなどをする機会も増えますが、始める前には必ず体を温めてください。軽いストレッチから初めて、体温を上昇させ、筋肉に血液を送り込んでから始めることが大切です。いきなり動き始めると、けがをするリスクは増大どころではないと覚えておきましょう。ジョギングだから準備運動!などとは絶対に思わないでくださいね。
忘れがちなことなのですが、 気温が急に下がることがわかっていれば、暖かな場所で動くことも必要です。室温を上げることもあるでしょう。電気代は高騰していますが、健康とどちらがいいか考えてみてください。
車を運転するときや歩いて外出するときでも、道路が凍結することがあると頭に入れておきます。油断すると体がついてきませんので、意識を持つことが大切です。
急な寒さとケガは、いろいろな関係があります。反射が落ちることで大きなけがにつながるケースも出てくるのを忘れてはいけません。
もしけがをした時には、それ以上長引かせないためにも、館林のたまい接骨院をご利用くださいませ。